化粧品業界で注目されるマイクロニードル。導入を検討する際、気になるのは「一過性のブームで終わらないか」「今から参入して勝てる市場なのか」という点ではないでしょう。
本記事では、2025年10月の市場調査データをもとに、市場拡大の背景と、これからOEMで参入する企業が狙うべき「勝機」について解説しています。
QYResearchの調査レポートによると、マイクロニードルスキンケアパッチの世界市場規模は、2024年時点で472百万米ドル(約700億円規模)と推計されています。
今後は年間平均成長率(CAGR)6.9%で成長を続け、2031年には748百万米ドル(約1,100億円以上)に達する見込みです。この成長率は、成熟した化粧品市場の中で非常に高い水準だと言えます。
市場拡大の要因は、消費者が化粧品に求める価値が「表面的な保護」から高付加価値なケアへとシフトしている点にあります。
かつては「肌の表面を保湿して守る」ことがスキンケアの主な目的でした。しかし2026年現在はSNSの影響もあり、深い美容成分の知識をもつ層が増えています。
マイクロニードルは、美容成分そのものを微細な針状に固めることで、角質層のすみずみまで届きやすい構造です。成分が直接溶け出して浸透するため、市場が伸びているのだと考えられます。
すでに大手企業や安価な海外製品が参入していますが、後発参入の余地はまだ十分にあります。
以前は「目元のシワ対策(高年齢層向け)」が主流でしたが、現在はZ世代を中心とした「ニキビケア(アクネパッチ)」や、特定部位の「ポイントケア」へと用途が拡大しているためです。
Hero CosmeticsやPeace Out Skincareのように、オンライン販売を中心に若年層を取り込むブランドが急成長しており、「どの悩みに特化するか」という企画次第で、後発ブランドであっても十分にシェアを獲得できるフェーズにあります。
マイクロニードル製品は通常の化粧品に比べて製造難易度が高いという課題があります。
ヒアルロン酸やペプチドなどの成分を微細な金型で成形し、乾燥させる高度な技術が必要です。技術力が低い工場に依頼すると、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
市場参入を成功させるためには、作りたい成分を確実に針にできる技術力を持ったパートナー選びが不可欠です。
マイクロニードルの種類(剤型)によって、構造や製造方法、必要な設備などは異なります。
作りたい商品の剤型を得意とするOEM先を選ぶことが、商品開発を成功させる鍵です。当メディアでは、剤型別におすすめのマイクロニードル受託製造(OEM)会社を厳選しました。自社の企画を実現するためのパートナー探しにお役立てください。
新ブランドの立ち上げはもちろん、既存の化粧品ラインへの追加にも適しているマイクロニードル化粧品。
OEMを活用すれば、専門技術や製造設備がなくても、自社ブランドとして製品展開が可能です。
以下では、これからマイクロニードルOEMに参入する企業に向けて、作りたい剤型をカタチにできる受託製造パートナーをご紹介します。

針を敷き詰めた
シート状
| 最小ロット※3 |
|---|
|
12,000袋
(1袋2パッチ入り、24,000パッチ)~ |

ピンポイントに使える
ペンシルタイプ
| 最小ロット※4 |
|---|
3,000本~ |

サロン目線の
剥離系ピーリング
| 最小ロット |
|---|
公式HPに記載なし |
※1参照元:NISSHA公式HP(https://connect.nissha.com/mnp-oem-cosmetics/features/)
※2参照元(2025年調査時点):PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000025377.html)
※3参照元(2025年調査時点):NISSHA公式HP(https://connect.nissha.com/mnp-oem-cosmetics/faq/)
※4参照元(2025年調査時点):シンクランド公式HP(https://www.think-lands.co.jp/マイクロニードル-美容)