化粧品製造をメインに、医薬部外品などのOEM事業を手がけているコスモビューティー。ここでは化粧品OEM製造の特徴と対応品目、サポート内容などについて解説していきます。
年間4,000件の試作実績を持つコスモビューティー(2023年1月調査時点、公式HPにて)。化粧品はもちろん、医薬部外品の処方ストックも150アイテムと豊富で(2023年1月調査時点、公式HPにて)、「すぐに商品化したい」「チャンスを逃したくない」というユーザーの思いにスピーディーに対応しています。
新規開発についても、専門のスタッフがユーザーのイメージを形にできるよう尽力。サポート体制も充実しています。
国内はもちろん、国外の資材・原料メーカーとのパートナーシップを築いているコスモビューティー。市場のニーズを常に意識した、ヒット商品を生み出す企画力・提案力が強みのひとつとなっています。
企画を立てるだけでなく、研究スタッフの持つ豊富なノウハウ・実績を活かし、急速に移り変わるマーケットの変化へも柔軟に対応。マーケットニーズを的確に捉え、製品のコンセプト作りからフォローしています。
1949年に化成品メーカーとして創業したコスモビューティーは、成長株である化粧品部門を1986年に独立。オリジナル化粧品の製品化までのすべてを、ワンストップで受注できる体制を整えています。生産数については、小ロットのスタートアップから大量ロットまでフレキシブルに対応。企画の提案から技術的な相談まで、トータルで提供しています。
オリジナルの処方開発にも積極的なコスモビューティー。数多くの試作を行っており実績も豊富で、膨大な処方ストックを駆使してお客様のニーズに沿った処方提案を行っています。
研究所は国内に5箇所、中国に1箇所設置(2024年10月10日時点の情報)。国外での原料調達も実施しており、コストプランに合わせた複数パターンの提案が可能です。
また、どの施設も分析機器や評価機器を豊富に備えており、医薬部外品の生産ニーズに対しては信憑性のある測定データを取得しています。市場動向に沿った対応だけでなくエビデンスデータに基づいた提案も期待できるでしょう。
国内外10箇所に工場を設置しており、スキンケアアイテムからケミカル用品までありとあらゆるOEM製造ができるよう、すべての工場で最新鋭の設備の導入はもちろんこまめな製造環境の改善を実施しています。
また、どの工場でも化粧品の製造・品質管理におけるISO認定を取得。医薬品レベルの清潔な環境を実現している工場も存在するなど、衛生面にも配慮しています。そのため、国際規格の認証運用をベースとした高品質なサービスが可能です。
埼玉工場において、稼働エネルギーをこれまで使用していた灯油から都市ガスへ変換。これにより、地球温暖化の原因となる温室効果ガス二酸化炭素の排出量を年間246t削減に成功しています。
また、全工場・前事務所ではLED照明を標準化、各事業所では省エネ設備の導入を行い、電気量を増やさないためにデマンド監視を義務化しているのも特徴です。電気量のモニタリングにより、従業員の省エネに対する意識向上などの取り組みも行っています。
環境配慮活動として、工場から駅までのクリーン活動に参加しています。2017年には「人と社会を綺麗する®」といったコーポレートステートメントを発表し、2018 年には環境配慮に関する基本理念と基本方針を発表しています。
海洋環境における申告な課題であるマイクロプラスチック問題について、コスモビューティーでは不要なポリエチレンの排出を抑えるために、ポリエチレンそのものの使用量を削減する取り組みを行っています。
具体的に、同社ではこれまでポリエチレン粉末を使ったスクラブハンドクリーナーを製造していましたが、使用する原料をポリエチレン粉末からトウモロコシ穂軸粉砕品に変更し、環境に配慮した製品としてリニューアル。ポリエチレンを含む容器の使用も控えています。
出産前後・育児のための休暇制度を設けるなど、育児支援制度の充実を図っています。また、カウンセリングの場を設置や社員1人1人異なる子育て環境に配慮した勤務方法の決定など、復職しやすい環境を整えているのもポイントです。
病気や不足の事態が発生した際の経済的負担を軽減するために、積立有給休暇制度を導入しています。これまで使っておらず本来なら消滅する有給休暇を積み立てておけるので、安心して働けるでしょう。
部署や役職に関係なく、すべての社員が業務や就業環境の改善提案を行えます。また、「効率を安全」をテーマに、年度末には改善事象に対して賞金の支給を実施しているため、モチベーションアップにつながること間違いありません。
大学や企業研究機関と連携し、独自技術の開発を積極的に行っています。埼玉工場内には社員が生産者となり、完全無農薬を徹底した自社農園を設置。栽培から抽出までワンストップ体制で行うことで、他社との差別化を図れる製品の提案を実施しています。
ロット | 500本~ |
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納期 | 公式HPに記載なし |
対応品目・剤型 |
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化粧品製造を主軸に、医薬部外品まで幅広く対応しているのがコスモビューティーの魅力。OEM・ODMの専門家集団としてのノウハウも豊富で、初めて化粧品製造を手がける企業にとっては心強い味方と言えそうです。特に処方データベースの蓄積が多いため、作りたい製品のイメージをスピーディーに具現化できそうです。
当サイトでは、中堅や中小企業に適した小ロット製造対応のOEM会社を紹介しています。そちらの特集ページの情報も、ぜひ参考にしてください。
コスモビューティーでは、2021~2022年に行われた本間知夫教授(生命工学領域/生物工学科)との共同研究により、廃棄予定の群馬県産の梅の種子からウメ種子エキスを抽出。
このウメ種子エキスを新しい化粧品原料として発表しています。さらに、ベトナムのROLL SARA社でウメ種子エキスが美容液・洗顔料の原料として採用。製品化されるという実績を持っています。
OEM・ODMのプロフェッショナル集団であるコスモビューティーでは、これまでのノウハウや技術力を最大限に活かしてヒット商品・ビジネスチャンスの創出に注力。
コストプラン・ロット数・納期に合わせた適切なプランの提案を行っています。コンセプト立案・内容物の配合・パッケージに至るまでトータルでプランニングしてくれるため、新規参入の企業でも気負わず依頼できるでしょう。
所在地 | 東京都板橋区成増1丁目30番13号 成増トーセイビル |
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営業時間 | 公式HPに記載なし |
公式HP | https://www.cosmobeauty.co.jp/ |
電話番号 | 03-6631-6910 |
資本金 | 9億2138万円 |
従業員数 | 1202名 |
取引銀行 | 公式HPに記載なし |
許可 | 医薬品卸売販売業、医薬部外品製造業、医薬部外品製造販売業、化粧品製造業、化粧品製造販売業、食品添加物製造業、動物用医薬部外品製造業、動物用医薬部外品製造販売業、アルコール輸入業 |
工場 |
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化粧品業界では多様性の高まりとデジタルの進化により、競争が激しくなっています。
これに対応していくためには、企画の段階から伴走してくれる化粧品受託製造会社をきちんと見極めることが重要。
ここでは、作りたい製品ごとにおすすめの会社をご紹介。成功するためのパートナー選びの参考にしてみてください。
特徴
最小ロット | 1,000~ ※品種によっては3,000~ |
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特徴
最小ロット | 1,000~ ※1,000以下は要相談 |
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特徴
最小ロット | 3,000~ ※仕様や容量による |
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