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マイクロニードルは折れる?OEM開発時の注意点

目次

マイクロニードル化粧品のOEM開発を検討する際、「製造時や使用時に針が折れてしまうのではないか」という懸念が生じることがあります。本記事では、針が折れる要因やトラブルを防ぐための適切な設計のポイントについて紹介します。

マイクロニードル化粧品は「折れる」リスクがある?

肌に触れた際のメカニズムと針の特性

微細な突起を持つマイクロニードルは、肌に触れた際の物理的な負荷によって折損するリスクを考慮した設計が求められます。実際のところ、針の形状を持つマイクロニードルは非常に細かく繊細な構造をしているため、外部からの力が加わると先端が欠けたり曲がったりする可能性を秘めていると言えるでしょう。

しかし、適切な材料設計や製造管理が行われていれば、通常使用下において重大な折損が起こりにくい設計が可能です。角質層へアプローチするという本来の役割を果たすためには、肌表面に触れた際の強度と、その後の浸透性のバランスを取る工程が重要となります。

溶解型と非溶解型における素材ごとの違い

マイクロニードルの素材には、大きく分けてヒアルロン酸などの成分でできた溶解型と、シリコンなどの溶けない素材で作られた非溶解型が存在します。溶解型のマイクロニードルの場合、肌の水分によって成分が溶解する仕組みであるため、肌に触れた後に物理的に折れるというよりも、角質層まで浸透していくという設計になっています。

一方で、非溶解型の素材を使用する場合は、針そのものが物理的に残るため、強度不足による折損リスクに配慮しなくてはなりません。どちらの型を採用するかによって、折れるという現象に対する捉え方や、開発時に気を配るべきポイントは大きく変わってくるでしょう。

マイクロニードルが折れるのを防ぐOEM開発のポイント

物理的な負荷を考慮した針の長さ・形状の設計

開発の過程において針が折れるのを防ぐためには、物理的な負荷に耐えうる長さと形状の設計が重要になります。針を不必要に長くしすぎると先端への負荷が大きくなり、塗布時やシートを貼り付ける際に折れやすくなる傾向があるからです。そのため、角質層まで成分を届けるという目的を果たしつつも、折れにくい安定した形状となるように、先端の太さや根元の安定感を緻密に計算しなくてはなりません。

ピラミッド型や円錐型など、荷重が分散しやすい形状を採用するとともに、金型品質や成形精度を高めることも、製品の完成度を引き上げる有効な手段の一つといえるでしょう。

水溶性高分子を用いた基材の選定と配合バランス

溶解型のマイクロニードルを製造するにあたって、針のベースとなる水溶性高分子の選定は折れにくさを左右する重要なポイントです。ヒアルロン酸やPVP、CMCなどの基材にどのような成分を組み合わせるかによって、硬さや柔軟性が大きく変化する要因となります。美容成分を多く配合したいからといって基材の割合を減らしすぎると、針の強度が保てずに脆くなってしまうことも考えられるでしょう。

針の強度試験などを実施しながら、十分な強度を維持しつつ角質層でスムーズに溶解する絶妙な配合バランスを見つけ出すことが、OEMメーカーと連携して試作を重ねるべき重要な工程と言えます。

折れるトラブルを防ぎ、製品品質を安定させる工夫

製品が無事に完成しても、ユーザーの手元に届くまでの間に針が折れてしまっては意味がありません。溶解型マイクロニードルは摩擦や圧力だけでなく、湿度の影響も受けやすいため、保管環境や輸送時の振動から守るための厳密なパッケージ設計が不可欠です。

たとえば、製品を保護するための専用ブリスターパックを採用したり、パッチが台紙からずれないような工夫を施したりすることが求められます。外箱の強度や密閉性にも気を配ることで、外部からのダメージを最小限に抑え、工場で製造した時点の品質をそのまま維持して市場へ送り出すことができるでしょう。また、取り扱い時の注意点を製品パッケージへ分かりやすく記載することも、意図しない破損を防ぐために有効なアプローチとなります。

編集チームまとめ

マイクロニードル化粧品のOEM開発においては、針が折れるリスクを正しく理解し、それに対応した綿密な材料選定と設計を行うことが不可欠です。素材の特性を活かした形状や配合バランスの最適化に加え、湿度管理や輸送に耐えうるパッケージ選びまで、総合的な視点での開発が求められます。これらを意識して実績のあるOEMメーカーと連携することで、品質の安定した魅力的な製品を市場に送り出すことができるでしょう。

当メディアでは、剤型別におすすめのマイクロニードル受託製造(OEM)会社を紹介しています。自社の企画を実現するためのパートナー探しにお役立てください。

”作りたい製品別”おすすめの受託製造(OEM)会社3選

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